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The lantern-lined stone steps up to Kibune Shrine, vermilion lamp posts on both sides amid mossy green forest
日本の仕組み著者 Kei · 日本生まれ、日本育ち更新 13 分で読める

貴船は行く価値がある? 答えは神社と鞍馬からの山越え、季節の選び方しだい

貴船は、京都の北の山あいにある神社の村で、細い川が流れる谷に沿って広がっています。尾根をひとつ越えた鞍馬山には鞍馬寺があり、ふたつのあいだは森の中の山道でつながっています。鞍馬寺も、山を越えて貴船神社まで歩く道を、健脚の人向けのコースとして案内しています。ここで集めた声のほとんどは、この組み合わせについて書かれたものです。灯籠が並ぶ石段のある神社と、山の上のお寺、そしてそのふたつを結ぶ山道です。

集まった声から見ると、貴船には行く価値があります。海外の旅行者の声は45件あり、そのうち29件は山越えの道の話です。迷いの中身も実際的で、どのくらいきついのか、どちら向きに歩けばいいのか、何時間かかるのか、という歩きの段取りの話です。日本人の口コミは貴船神社と鞍馬寺の両方について書かれていて、不満として挙がるのは混雑、登り坂、谷へ入る細い道です。

ここからは、実際に足を運んだ人の声を、その日がどうだったかで3つに分けて見ていきます。最初の温度計は、海外からの旅行者の声です。

行く価値あり:山越えの道、落ち着いた空気、季節
60%
条件しだい:歩きのきつさ、向き、天気
38%
がっかり:山道はほぼ階段
2%
声の出どころ:貴船か鞍馬寺、またはその両方を実際に訪れ、Tripadvisorや台湾の旅行掲示板に感想を書いた海外の旅行者です。45件の声を集計しました。アンケート調査ではなく、実際の口コミを集めたものです。45件のうち22件は掲示板の2つのスレッドから集めました。どちらも鞍馬と貴船のあいだを歩く話の返信が並ぶスレッドなので、山道についての実用的な書き込みが多くなっています。

次は日本人の声です。貴船神社と鞍馬寺を訪れた本人が書いた口コミを数えました。

来てよかった:涼しい谷、灯籠の石段、山の上のお寺
67%
条件しだい:登り、混雑、値段
31%
がっかり:大雨、参拝の行列や人混み、狭い道
2%
声の出どころ:貴船神社や鞍馬寺を訪れた日本人の旅行者が、口コミサイト(じゃらん、4travel、Tripadvisor)に書いた声です。150件を集計しました。同じ人が2件以上の口コミを書いていることもありますが、口コミ1件を1回として数えています。アンケート調査ではなく、実際の口コミを集めたものです。行くと決めて訪れた人の口コミなので、好意的な見方が多めに出ています。

温度計の棒ごとに、どんな声が入っているか

海外の側で赤い棒に入っているのは1件だけで、それも山道の話です。貴船について話すTripadvisorのフォーラムのスレッドで、数日前に歩いてきたという旅行者がこう書いています。「正直に言うと、少しがっかりしました。貴船は感じのいい小さな町で、鞍馬寺もいいところですが、山歩きそのものは私にはあまり魅力的に思えませんでした。ほとんどが階段です。」

真ん中の棒には17件が入り、そのうち15件は歩きとその段取りについての声です。どちらの向きに歩くか、坂はどのくらい急か、ひとりで歩いても大丈夫か、何時間かかるか、雪が積もると道はどうなるか、といったことが書かれています。残りの2件は川沿いの料理屋の話です。そのうちの1件は、同じスレッドに返信した別の旅行者の書き込みです。料理屋については「出てくるものの割に、どこもだいたい高すぎます。特に流しそうめんは。」と書き、神社そのものについてはこう書いています。「鞍馬から貴船へ歩くなら、行く価値はあると思います。ただ、貴船だけのためならそこまでではありません。鳥居や石段は写真だととても映えますが、神社にはそれ以上のものはあまりありません。鞍馬寺のほうがずっと見ごたえがあります。」

日本人の側は、来てよかったという声がもう少し多くなっています。67%が来てよかったと書いていて、迷いの多くは真ん中の棒に入り、赤い棒はごく小さくなっています。真ん中に並ぶのは、急な石段と鞍馬寺までの登り、混雑、谷へ入る細い道、川床料理の値段といった話題です。鞍馬寺の口コミをじゃらんに書いた人は、100段を超える石段を上りきった先の本殿を見て「比較的新しそうな広い本殿も、棟高が低いので余り立派には見えず、少々拍子抜けしてしまった。」。その一方で、山そのものについては「仁王門から本殿まで標高差150m余、1km程の距離であるが、今回の所要時間は途中の参拝も含めて35分で、想定外に楽なお山であった。」と書いています。

赤い棒は3件です。1件は、大雨の土曜日に狭い道を抜けて訪れた日の口コミです。もう1件は、拝殿にたどり着くまでに30分ほど並んだ人。残る1件の人は石段を上りきったところで、参拝を待つ人の多さに列をあきらめ、ご神木に手を合わせて帰りました。

行ってよかった人は、何が気に入ったのか

夏の貴船の谷は、京都の街なかより涼しく過ごせます。川沿いの料理屋は、流れの上に川床(川の上に張り出した席)を出します。じゃらんには「街に比べて涼しいのも良い。」という短い口コミがあります。ふもとの街が40度近い猛暑だった日に、貴船の川床料理の宿で涼んだ人の感想は「季節感あふれるとても涼やかな風情でした!」でした。夕方に着いて、涼しい川床で懐石料理を食べた人もいて、その日のことを「30度を超える日だったが寒くて上着を借りた位です。」と振り返っています。

冬には、朱色の灯籠に雪が降りかかることがあります。台湾の旅行掲示板には「雪の貴船が見られたなんて本当に運がよかったし、すごくうれしい」という書き込みがあります。同じく台湾の旅行掲示板に書いた別の人は、鞍馬駅から山を越えて歩くうちに雪がだんだん強くなり、2時間半近くかかって、貴船側にある鞍馬寺の西門に着きました。着いたときのことは「ここに着いて、感動で泣きそうになった。やっと下り坂の地獄が終わった」。この人はまた来るつもりで、次は鞍馬寺と貴船神社の御朱印が目当てです。

秋はもみじが色づく季節です。夜のライトアップに触れた日本人の口コミは6件あり(うち2件は同じ人)、夏が3件、秋が2件、季節の書かれていないものが1件です。貴船神社の七夕笹飾りライトアップは、願いごとを書いた短冊を下げた笹飾りを照らすもので、2026年は7月1日から8月15日まで、日没から20時まで行われます。

貴船神社(正式な読みは「きふね」)は、水の神さまをまつる神社です。お参りは、本宮、結社(中宮)、奥宮の三社をめぐる形になります。水占みくじは、紙を境内の御神水に浮かべると文字が浮かび上がるおみくじで、日本人の口コミ150件のうち12件がこれに触れています。Tripadvisorに口コミを書いた海外の旅行者の1人は、半日の訪問で、いちばんの魅力は落ち着いた空気だったと書いています。いわゆる観光の見どころは特になく、ひと休みできる店はいくつかあるものの、多くは夏しか開いていないとのことです。

勢いよく流れる貴船川の上に、脚で支えられた低い川床の席。赤い和傘とよしずの屋根があり、川岸は苔で緑に覆われている
夏になると、料理屋が貴船川の上に川床を出します。谷の空気はひんやりしたままです。Photo by 663highland / CC BY 2.5 / Wikimedia Commons

山を越えて歩いた人は、どう書いているか

行く価値があったと書いた海外の声27件のうち、13件は鞍馬寺と貴船のあいだの山を歩いて越えた人です。道は森の中を通り、地面には木の根が一面に張り出しています。台湾の旅行掲示板の、山歩きについてのスレッドに付いた返信は短く「すごく疲れたけど、その価値はあった」。同じスレッドの別の返信はこうです。「私も貴船から鞍馬まで歩きました。途中は実はちょっと疲れたけど(なにしろ夏なので)、すごく価値がありました。道中の景色がとてもきれいです。」

じゃらんには、初めて鞍馬寺を訪れ、山を越えて貴船まで歩いたのも初めてという人の口コミがあります。「登りは非常に疲れましたが」「下りになるとランナーズハイのようになり気持ち良かったです。」と、きつさと気持ちよさの両方が書かれています。貴船神社に着いたときについては、こう書いています。「貴船神社に着いた時は少し感動しました。夏の暑い日でしたが、とても気持ち良い体験が出来ました。」こうした山道を歩くこと自体が旅の楽しみだという人には、中山道の馬籠と妻籠を結ぶ旧街道の声も参考になります。

歩いた向きを書いている海外の人は21人います。鞍馬から貴船へ歩いたのが15人、貴船から鞍馬へが7人です(1人は両方の向きを歩いています)。台湾の旅行掲示板の返信にも「ほとんどの人は鞍馬から貴船へ歩く。ずっと下り坂。」とあります。ただ、この向きでも歩き始めは登りで、山門から本殿までを上っていきます。鞍馬寺が健脚の人向けに案内しているコースでは、仁王門から本殿金堂まで約25分、そこから尾根を越えて魔王殿まで30分、貴船神社まで下って20分です。逆に、貴船から鞍馬へ歩いて感想を書いた掲示板の人たちを見ると、平気だったという人が3人、少しきつかったけれど価値はあったという人が1人、脚がもう少しで動かなくなるところだったという人が1人います。日本人の口コミにも「逆コースは体力に自信がある方でないと、かなり辛いです。」という声があり、逆向きはおすすめしないと書いた人もいます。

鞍馬と貴船のあいだの山道。むき出しの土の上を、太く白っぽい杉の根が網の目のように這っている
鞍馬寺から貴船へ山を越える途中の木の根道。杉の根が道を横切っています。Photo by Kimon Berlin / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons

貴船を気持ちよく楽しむための心得

鞍馬寺の仁王門は、鞍馬駅から歩いて3分です。門から本殿までは、お寺の目安で歩いて25〜30分かかります。途中までは短いケーブルカーにも乗れて、大人は片道200円です。お寺はこれを運賃として扱わず、寄進としています。山に入るときには、山を守るための愛山費として500円を納めます。歩いた人の書いた所要時間を見ると、本殿から貴船神社までは早い人で約1時間、山門から歩けば1時間半から2時間、雪の日は2時間を超えています。歩きやすい靴だと安心です。小雨の朝に鞍馬から歩いた掲示板の人は、すべりやすい地面で何度も転びました。逆コースに注意をうながしていた先ほどのじゃらんの人は、雪の日の山越えを「幻想的な風景でした。」と書いたうえで、「靴は防水性の物必須です。」と添えています。

どんな一日になるかは、季節によって大きく変わります。川床が出るのはおおむね5月1日から9月30日までで、期間は店によって違います。冬の山道は歩きにくかった、あるいは不安だったという人が、台湾の旅行掲示板に3人います。寒い時期に訪れたじゃらんの人は、別々に書いた2つの口コミの両方で、春か秋のほうがよかったと書いています。

川沿いの食事が高いと書いた声は6件です。6月初めに訪れて神社の口コミをTripadvisorに書いた旅行者は、川沿いの店について「そういう店の多くはかなり法外な値段で、払う価値はありません」と書き、日本人にも値段を見て店の前を素通りした人がいます。予約のみの店があるのに、そうした表示が出ていなかったという人もいました。お茶だけを出す川床もあり、ある口コミでは席料が500円ほどでした。食事をしなくても、川の上に座る気軽な楽しみ方ができるわけです。

貴船神社は参拝無料で、5月から11月は朝6時に門が開きます。貴船神社についての日本人の口コミのうち6件は、混雑を週末や祝日、または昼の時間帯と結びつけています。そのうちの1件は土曜日のことで、川床の料理屋はどこも満席、駐車場もいっぱいでした。この6件とは別に、拝殿にたどり着くまでに30分ほど並んだという口コミもあります。朝早い時間に行って、人が少なく落ち着いていたと書いた口コミは3件です。近くの宿に泊まって朝食前に出かけた人によると、いたのは御神水を汲みに来た数人だけだったそうです。ただ、朝から混んでいたと書いた人も1人います。

谷へ上る道の狭さには、日本人の口コミ150件のうち13件が触れています。車がすれ違えない場所もあり、5件は公共交通機関で行くほうをすすめています。行き方は、叡山電車で貴船口駅まで行き、京都バスの33番で「貴船」バス停へ、そこから少し歩きます。貴船口駅から歩くこともでき、約30分です。掲示板の返信には、道沿いに歩道がないので車に気をつけて、という書き込みがあります。

台湾の旅行掲示板のある人は、熊への注意をうながす看板を見かけたこと、ひとりで歩くのはおすすめしないことを書きながら、本人はひとりで歩いています。京都府は、山の中や山の近くを歩くときは鈴やラジオなど音の出るものを持つこと、朝と夕方は特に気をつけること、できるだけひとりで行動しないことを呼びかけています。鞍馬寺の本殿が開いているのは9時から16時15分までで、下りのケーブルカーの最終は、一年の大半の時期で16時25分です。昼のうちに山を越えるようにすると、お寺の開いている時間に収まり、府が注意をうながす朝夕も避けられます。

貴船に行く価値はあるか、集めた声から出た答え

ここで集めた声で見るかぎり、答えは「行く価値がある」です。海外の声は45件中27件(60%)が行く価値ありと書いていて、その27件のうち13件は鞍馬寺と貴船のあいだを歩いた人でした。がっかりした1件も、その山道がほとんど階段だったという話です。日本人の口コミは150件中100件(67%)が来てよかったと書き、残りの口コミにある迷いは、石段、混雑、値段、谷へ入る道のことです。朝早くか平日に訪れると人の少ない時間に当たりやすく、歩く向きと靴を山道に合わせて選んでおけば、山越えも落ち着いて楽しめます。季節は、何を見たいかで選ぶとうまくいきます。夏なら川床、秋ならもみじ、冬なら雪です。

短い日程で、どこを優先するか迷っていたら、まずは日本で本当に大切なことから。

出典

WMJSは日本人が英語で書き、AIの力を借りて日本語にしています。日本人の目で確かめていますが、翻訳の癖が残っている文があるかもしれません。気になる一文があれば教えてください。一文で十分です。

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