
このプランが合う人
- 初めての日本よく合う
- リピーターぴったり
- 子ども連れよく合う
- ひとり旅ぴったり
- ふたり旅ぴったり
- ゆったりペースよく合う
Mild much of the year; spring and autumn are most comfortable, and the volcanic onsen are welcoming in winter.
九州は日本の南西に浮かぶ島です。京都へ向かう最初の旅では、なんとなく素通りされてしまうことも多い島。でも、だからこそ、ここは温かく素朴なままで、南へ下るほど時間がゆっくり流れていきます。この島をやさしく旅するコツは、その一本の線をたどること。九州新幹線が北から南へと島をほぼ真っ直ぐに縦断しているので、ひとつの拠点から行っては戻りを繰り返すより、旅そのものを南へ流れ落ちるように運ぶのがおすすめです。北の福岡から始めて、西へ寄って長崎で一泊し、そこから新幹線で南下して熊本、そして阿蘇の大きなカルデラを抜け、湾の向こうに噴煙をあげる火山を望む鹿児島まで。多くの人は本州からの新幹線が着く福岡の博多駅に到着するか、市街地から地下鉄でわずか5分の福岡空港へ降り立ちます。その北の玄関口から、島は南へと目の前に広がっていきます。
ひとつだけ正直にお伝えしておきたいのが長崎です。長崎は西のほうに位置していて、南へ向かう自前の鉄道路線を持っていません。ですから福岡から向かい、乗り継ぎ駅を一度戻ってから南へ折れる形になります。これは無理に避けようとするより、旅のリズムの一部として受け入れてしまうのがいいと思います。日本でも指折りの美しい港町へ、西へ一泊足をのばし、そのあと南下の旅に本腰を入れる。私ならどう動き、どの座席を予約し、毎晩どこに泊まるかをここに書いておきます。あとは、あなたの旅がしたいかたちに合わせて、自由に組み替えてみてください。
拠点をどこに置くか
このプランはあなたと一緒に島を南へ下っていきます。だから問いは「どこを拠点にするか」というより、「南へ向かいながら毎晩どこに泊まるか」になります。
まず福岡、博多駅のあたりから。 ここは新幹線も、長崎行きのリレーかもめも、南へ向かう列車もすべての始発点で、空港からも地下鉄でたった5分ほど。着いてすぐ動き出せる、迷いのない場所です。もうひとつの選択肢が中心街の天神。夜はこちらのほうが賑やかで、太宰府へ向かう西鉄線の玄関口でもあります。地下鉄で数分、両者はすぐつながっています。
長崎では、駅の近くか、港のほうの思案橋あたりで1泊。 長崎はいちばんの見どころ、稲佐山からの夜景を暗くなってからにとっておくので、泊まる価値のある街です。灯りを見に上って、眠って、翌朝また旅を続ける。もし拠点を動かしたくなければ、福岡からの長い日帰りとしても成立します。夜景と引き換えに、荷物が身軽になります。
熊本は、南への蝶番として。 ここに1泊すれば、お城が目の前にあり、翌朝の阿蘇への移動も楽になります。熊本駅の周辺でも、中心部の辛島町の市電エリアでも、どちらもよく、路面電車でつながっています。
鹿児島は南の端、鹿児島中央駅の周辺か、海沿いのウォーターフロントあたりで。 ここが旅の終着点。湾の向こうでは桜島が噴煙をあげています。海沿いならフェリー乗り場が近く、駅なら北へ帰る新幹線が近い。どこに泊まっても、島を貫くのは新幹線ですから、南へ片道で流れていくのは簡単です。戻るために乗り継ぐのは長崎の晩だけです。
移動ときっぷ
九州の移動は、心地よい組み合わせで成り立っています。短い街なかの移動はICカードをタッチ、島を縦に貫く長く速い区間は指定席のきっぷ。 この使い分けを早めに決めてしまえば、あとは楽です。
まずはICカードから。 これはチャージして使うプリペイド式のICカードで、駅に入るときにタッチ、出るときにタッチすれば、運賃を自動で計算してくれます。九州の地元カードはSUGOCA(JR九州)、nimoca(西鉄)、Hayakaken(福岡市地下鉄)ですが、地元カードでなくても大丈夫。ほかの地域のSuicaやICOCAでもここのすべてでタッチできます。全国相互利用のしくみがあるからです。この旅では、福岡の地下鉄、太宰府へ向かう西鉄の電車とバス、長崎の路面電車、熊本の市電、桜島フェリーまで、ICカードでカバーできます。つまり、列車で街に降り立ったあとの短い移動はほぼすべて。新しいカードには少額のデポジット(預り金)が含まれていて、返却時に戻ってきます(金額はファクトボックスに)。
縦の一本線には、タッチでは乗れず、指定席のきっぷが要ります。 ICカードだけでは新幹線には乗れません。島を下る速い区間、博多から熊本、熊本から鹿児島は新幹線の区間で、別にきっぷを持ちます(特急ではICカードは基本運賃分だけをカバーします)。ここで押さえておきたいことが2つ。
- 西の長崎へは、乗り継ぎがあります。 2022年に西九州新幹線が開業して以来、一本で行ける直通列車はありません。博多から特急リレーかもめで武雄温泉まで行き、同じホームの向かい側で西九州新幹線に乗り換えて残りを進みます(博多から一本の「かもめ」が出ると書いた古いガイドは情報が古くなっています)。そして長崎には南へ向かう自前の路線がないため、長崎から熊本へ発つ日は、乗り継ぎ駅を一度戻ることになります。この一度だけの引き返しは、この島のかたちそのものです。
- 阿蘇へは、時刻表に気をつけて。 熊本から豊肥本線を上って阿蘇へ向かう速い特急は、一日に数本しかありません。乗り逃すと在来線になり、肥後大津で乗り換えて時間がかかります。(豊肥本線は2016年の地震で4年間分断されていて、2020年にようやく全線再開しました。)阿蘇の日は、いつでも待っていてくれると思わず、その発車時刻に合わせて計画するのがおすすめです。
レールパスは必要でしょうか。 この旅程では、しっかり値段を計算してみる価値があります。長いJRの区間をいくつもつなぐからです。JR九州レールパス(全九州版)は、博多から熊本を経て鹿児島までの九州新幹線、長崎へのリレーかもめと西九州新幹線、そして別府へ渡るソニックをカバーします。注意点が2つ。太宰府への西鉄線(私鉄なのでICカードをタッチ)はカバーしません。本州から来る場合の山陽新幹線もカバーしません。現在の価格はファクトボックスに。実際に乗る区間と照らし合わせて計算してみてください。
街に入ってしまえば、あとは楽です。 長崎は距離にかかわらず均一運賃の心地よい路面電車で回れます。熊本にはお城へ向かう自前の市電があります。鹿児島の桜島フェリーは24時間運航で、湾を渡るのに15分ほど。太宰府や福岡の中心部は、列車を降りれば歩ける範囲です。変わりやすい数字(市電やフェリーの正確な運賃、阿蘇の火口へのアクセス状況、入場料)は、いちばん変動しやすいので、それぞれのリンク先ガイドの「知っておきたいこと」に載せています。
福岡・太宰府:希望の社、それから屋台

私ならまず福岡でゆっくり始めて、午後に太宰府へ足をのばします。太宰府天満宮は日本でもっとも愛される神社のひとつ。行く前にその理由を知っておくと、より心に響きます。ここは、千年前に無実の罪でこの地に流された、たいへん優れた学者のお墓の上に建てられています。その人はやがて学問の神さま「天神」となりました。ですから、参道をあなたと並んで歩く人たちは、試験の前にお参りに来た学生や親御さんであることがとても多いのです。そこには、感じ取れるやさしさがあります。ここで大切にしたいことは、小さくて簡単。参道を静かに歩き、よければ青銅の牛にそっと触れて(人々は知恵を授かるようにと撫でます)、絵馬はそのままにしておく。あれには本物の願いがこもっています。それから福岡へ戻って夜を過ごしましょう。街の屋台が布ののれんの下に開き、見知らぬ人どうしが肩を並べることになります。その温かさもまた、ひとつの歓迎のかたちです。
- 午前福岡に到着、荷物を預ける多くの人は博多駅から九州に入ります。本州からの山陽・九州新幹線がここに着きます。あるいは福岡空港へ。空港はめずらしく近く、地下鉄で博多まで5分ほど。駅の近くに荷物を預ければ、午後の準備は万端です。新幹線の時刻と運賃はファクトボックスに。
- 13:00西鉄で太宰府へ博多から地下鉄で数分、天神(西鉄のハブ駅)へ。そこから西鉄の電車で太宰府方面へ向かいます。ふつうは特急で西鉄二日市まで行き、短い太宰府線に乗り換えます。運行しているときは観光列車「旅人(たびと)」の直通もあります。改札ではICカードをタッチ(この私鉄はJRパスの対象外です)。リンク先ガイド:太宰府天満宮。
- 午後参道、牛、そして社殿太宰府駅からは、お店が並ぶ短く賑やかな参道が鳥居をくぐって神社へと続きます。ここで有名な梅ヶ枝餅(うめがえもち)、餡を包んで焼いたお餅に出会えます。朱塗りの太鼓橋を渡り、梅の木々のあいだに本殿を見つけたら、静かに歩きましょう。ここは学生でいちばん賑わう、生きた希望の社です。その裏手には、時間があれば九州国立博物館へ上がるエスカレーターのトンネルが続いています。変わりやすい詳細はガイドの「知っておきたいこと」に。
- 夜福岡の屋台街に戻ると、福岡は屋台で有名です。夕暮れとともに中洲や天神の通りに屋台が広がり、布ののれんの下で博多ラーメン、おでん、焼き鳥などを出します。席は相席で近く、そこがまさに魅力です。見知らぬ人の隣に腰かけ、いつのまにか話がはずむこともよくあります。(福岡にはまだWMJSの専用ガイドがないので、リンクは張らず、ご案内だけしています。)
長崎:日本にひとつだけ開いていた窓

今日は西へ、日本のどことも違う街へ足をのばします。二百年以上のあいだ、国が門を閉ざしていたころ、長崎は唯一開いたままの窓を持っていました。出島という小さな扇形のオランダ商館と、その隣の唐人屋敷です。だからこの街は、日本・中国・ヨーロッパの影響を混ぜ合わせながら育ち、地元の人が今も「和華蘭(わからん)」と呼ぶ、まったく独自のものになりました。それはちゃんぽんの味に、山手の教会に見え、そして平和公園では、もうひとつのもっと重い歴史を感じます。誰もが静けさに包まれる場所です。私ならこの街に丸一日をあて、稲佐山からの夜景まで見て泊まります。港の谷あいにたまる灯りは、古くから日本を代表する夜景に数えられていて、長崎に一泊する価値があるのはそのためです。南下の一本線から西へ寄る一歩ですが、引き返す価値は一分たりとも無駄になりません。
- 午前西九州新幹線で西へ博多から特急リレーかもめで武雄温泉まで行き、同じホームの向かい側で西九州新幹線かもめに乗り換えて長崎へ。全部で1時間半ほどです。乗り継ぎで改札を出なければ、一枚のきっぷで通しで乗れます。ICカードだけでは新幹線に乗れないことをお忘れなく。時刻とルート検索はファクトボックスに。
- 昼前出島と中華街長崎の古い路面電車(均一運賃、ICカードOK)が回るのに便利です。まずは窓が開いたままだったオランダ商館、復元された出島から。その隣の新地中華街へ。ちゃんぽんと皿うどん、あの混じり合いから生まれた料理の本場です。リンク先ガイド:長崎。
- 午後平和公園、それからグラバー園市電で北へ、平和公園と原爆資料館へ。静かに、ゆっくりと訪れたい場所です。人々は言われずとも声を落とします。私もそれにならいます。それから市電で南へ、グラバー園の丘と大浦天主堂へ。港を見渡す旧外国人居留地です。街の開かれた歴史と、その悲しみと、その両方を抱く一日です。
- 夜稲佐山からの夜景駅の近くからバスで少し行くと、稲佐山へのロープウェイに着きます。頂上からの眺め、湾を囲む暗い山あいに包まれた街の灯りは、長崎が知られているあの夜景です。港のほうに泊まるのは、これが理由です。ロープウェイの料金と時間は長崎ガイドの「知っておきたいこと」に。
熊本:癒されていくお城、そして阿蘇への道

今日、島は南へと向きを変え、新幹線があっという間に運んでくれます。ただし、まずは長崎から引き返して南下の路線を拾います。降りるのは熊本、熊本城のために。日本三名城のひとつに数えられ、やさしく、そして最近の物語をまとうお城です。2016年の地震で大きな被害を受け、長く続く公開されたままの修復は、街全体が一緒に見守るものになりました。曲線を描く石垣の工事が足場ごと続くなか、大天守は見学者に再び開かれています。人目の前で癒されていくお城には、静かに胸を打つものがあります。熊本からは、豊肥本線が東へ山を上り阿蘇へ。世界最大級のカルデラのひとつの内側に立てる場所です。中心に、生きて噴煙をあげる火山を抱いた、広大な緑の器です。阿蘇についてひとつ正直なお話を。火口は活火山で、噴火警戒レベルが上がったりガスが濃くなったりすると縁は閉鎖されます。だから縁に立てることは約束ではなくボーナスと考え、上る前に朝の状況を確認するのがおすすめです。
- 午前南へ、熊本へ長崎を出て南へ向きを変えるには、一度引き返します。西九州新幹線で武雄温泉へ、リレーかもめで乗り継ぎ駅へ、それから九州新幹線で熊本まで南下。乗り継ぎを含めておよそ2〜2時間半です。これがこの旅で唯一お伝えしている引き返しで、長崎に南への路線がないための代償です。(長崎を飛ばした場合、熊本は博多から南へ40分ほどの一本道です。)時刻とルート検索はファクトボックスに。
- 午後熊本城、石垣もろとも熊本駅から市電でお城へ向かいます。よじ登る者をはねのけるためにせり上がる、いわゆる「武者返し」の見事な曲線の石垣を歩き、復元された天守を見学します。地震の修復は敷地のあちこちにまだ見えています。眺めるだけでなく、読み解くお城です。要塞であり、そして復興でもあります。リンク先ガイド:熊本城。
- オプション阿蘇へ上る早めに出発し、警戒レベルが穏やかなら、豊肥本線の特急が1時間ちょっとで阿蘇まで上ります(一日数本なので時刻を確認してください)。頂上には、緑の草千里、広大なカルデラの縁、そして開いていれば中岳火口。ただ、阿蘇はやはり丸一日をかける価値があります。「もう1日あるなら」の note をご覧ください。火口へのアクセスと噴火警戒レベルはファクトボックスに。リンク先ガイド:阿蘇。
- 夜熊本で一泊私なら熊本に泊まります。駅か市電沿いの中心部で。ここは旅の蝶番です。お城を背にして、深い南か火山か、この先どちらへ向かうにも動きやすい拠点です。
鹿児島:温かな南、火山のふもとで

一本の線は深い南、鹿児島で終わります。火山の影に暮らす、温かく開かれた街です。湾の向こうで桜島が噴煙をあげ、ときには灰が街にうっすらと降るほど近い。それでもここの人々は、ごく自然にそれと折り合いをつけています。火山へはフェリーが24時間渡り、その灰の中では甘くて有名な小さな野菜が育ち、この街には北の福岡とは別世界に感じられる南のおおらかさがあります。私なら桜島そのものに渡って、そばに暮らす人にとって活火山がどれほど当たり前になりうるかを感じ、それからこの温かな街に一日の残りを預けます。島を下る旅の締めくくりにふさわしい場所です。北の希望の社から、南の火の山へ。
- 午前南へ、鹿児島へ九州新幹線が熊本から鹿児島中央まで45分ほどで走ります。南下の一本線、その最後の区間です。指定席でも自由席でも。ICカードだけでは新幹線に乗れないので、きっぷを持ちましょう。時刻とルート検索はファクトボックスに。
- 昼前桜島へ渡るウォーターフロントから、桜島フェリーが15分ほどで火山へ渡ります。昼も夜も終日運航です(ICカードOK)。向こう岸では溶岩原を歩き、街を振り返りながら無料の足湯に足をひたし、今も息づく山のそばに立てます。鹿児島という街が、その周りに築かれている間近の眺めです。
- 午後鹿児島の街水を渡って戻ると、街は穏やかで歩きやすいです。仙巌園のお庭は、池の向こうの桜島を「借景」として取り込みます。殿さまが眺めた火山の景色です。ウォーターフロントや商店街のアーケードも、気ままにそぞろ歩きできます。(鹿児島にはまだWMJSのガイドがないので、リンクは張らず、ご案内だけしています。)
- 夜路線の終わり鹿児島は鉄路の南の終着点です。ここから新幹線で北へ戻ることも、飛行機で発つことも、フェリーで屋久島や島々へ進むこともできます。このプランがどう次へ引き継がれるかは「ここから足をのばす」の note をご覧ください。
もう1日あるなら
+1日いくつかの方向が開けていて、どれが「正解」ということはありません。
阿蘇、熊本から丸一日。 南の端まで乗るより、活火山の内側に立つことのほうに惹かれるなら、私なら急ぎ足の午後で済ませず、阿蘇に丸一日をあげます。豊肥本線で広大なカルデラへ上り、緑の草千里、そして警戒レベルが許せば中岳火口の縁へ(火山ガスや警戒レベルの上昇で閉鎖されるので、事前確認が必要で、けっして約束ではありません)。鹿児島の代わりに阿蘇を選ぶ旅人もいますが、一日足せば両方まわれます。
別府と由布院、東側の温泉の締めくくり。 九州でもっとも有名な温泉は東の海岸にあります。街なかから湯けむりがまっすぐ立ちのぼり、鮮やかな色の激しい源泉が「地獄」と呼ばれる別府。眺めて楽しむ「地獄」で、湯に浸かる場所ではありません。そして内陸の、より静かな庭園温泉の街、由布院。特急ソニックが東海岸から福岡方面へ結んでいるので、温泉での一泊は北へ向かう前の穏やかな締めくくりになります。南下の一本線から外れているので、旅の途中の寄り道とせず、締めくくりとして扱うのがおすすめです。
指宿、鹿児島の南、 天然の砂蒸し風呂へ。海辺で、火山の熱で温められた黒い砂に埋もれます。別府の南のいとこのような場所です。鹿児島から路線を少し下るだけ。島のいちばん底へ、湯けむり立つやわらかな行き方です。
1日足りないなら
−1日時間が足りなくても、この一本の線は、かたちを失わずにたたむことができます。いちばんシンプルな短縮は、深い南まで進まず熊本で止めること。福岡と太宰府、長崎で1泊、そして熊本城で、島の北半分を3〜4日でしっかり味わえます。あるいは、目当てが南なら、長崎への西寄り道を飛ばして一本線をまっすぐ下ります。福岡から熊本、鹿児島へ。火山と南の温かさを求めて。北だけで数日しかなくても、このコンパクトなかたちは成り立ちます。福岡と太宰府、それから港の長崎か温泉の別府のどちらか。街から気軽に届く範囲にとどめます。避けたほうがいいのは、島の端から端までを3日で乗り通そうとすること。新幹線は速いですが、それぞれの場所は少しの時間を求めています。
ここから足をのばす
その先へこのプランは九州の端から端まで走るので、両端で次へ引き継ぎます。北は、福岡・博多から山陽新幹線が本州へと運んでくれます。広島と宮島が自然な次のプランになり、新大阪や関西の街々も数時間先です。直通の「みずほ」「さくら」が博多からその路線へまっすぐつなぎます。南は、鹿児島が鉄路の終わりですが、日本の終わりではありません。ここからフェリーが屋久島の太古の杉の森へ、そして島づたいに沖縄方面へと続きます。それはそれで、もっとゆっくりした別のプランです。ただ、新幹線には専用の指定席のきっぷが要ること(ICカードではタッチで乗れません)、そしてJR九州パスは九州の境で止まるので、本州へ進むと別運賃になることをお忘れなく。
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情報源
- JR九州 - 公式ルート・運賃検索と予約(英語)
- JR九州 - レールパス(全九州/北部/南部九州のカバー範囲)
- JR九州 - リレーかもめ/西九州新幹線(公式)
- JR九州 - 特急ソニック(公式)
- JR九州 - SUGOCAカードとデポジット(公式)
- JR九州 - SUGOCA利用エリア・エリアまたぎのルール(公式)
- JR西日本 - 山陽・九州新幹線(みずほ・さくら)公式
- 西鉄(西日本鉄道)- 観光・アクセス(公式)
- 福岡空港 - アクセス(公式)
- 環境省九州地方環境事務所 - JR豊肥本線全線再開(2020年8月8日)
- 気象庁 - 噴火警報・噴火警戒レベル(1〜5)
- 環境省 - 阿蘇火山博物館・阿蘇ビジターセンター(火口アクセス・警戒レベルの案内)
- 桜島ビジターセンター - アクセス/桜島フェリー(公式)
- 鹿児島市観光サイト(公式)- 桜島フェリー
- 太宰府天満宮(公式)
- 長崎電気軌道(公式)
- 長崎ロープウェイ/稲佐山 - 長崎市公式観光